確かに、周囲が暗い場所、夜間などの方が映像が見えやすくなりますが、昼間や明るい所でも鮮明に映像を映すコツがあります。
この記事では、プロジェクター映像を昼間でも見えやすくする方法を解説します。
→プロジェクターの選び方・おすすめ比較はこちら
プロジェクターを昼間や明るい部屋でも見えやすくする使い方
ここでは、プロジェクターの映像を、昼間でも見えやすくするアイデアを解説します。- 投影場所は窓辺から離す
- 投影場所の周辺を暗くする
- カーテンを引く(遮光カーテン、スクリーンカーテン等)
- ブラックスクリーンを使用する
- 投影画面サイズを小さくする
- 映像の明るさ「ルーメン」数と部屋のサイズを考慮する
投影場所は窓辺から離す
晴れた日などは、窓からの光で周囲が明るくなり、プロジェクターの映像も薄くなってしまいます。画面を投影する壁は、窓辺から離れた所を選ぶと、光も抑えられて、見えやすくなります。
投影場所の周辺を暗くする
プロジェクターで映像を映したい場合、部屋全体を暗くして見るイメージが強いかもしれません。しかし、映像をはっきりとさせるには、部屋全体ではなく、一部だけ、スクリーンの周りを暗くするという方法も有効です。
- 投影する壁付近の照明のスイッチをオフにする
- 家具などの設置により、影になっている壁を投影先に選ぶ
プロジェクター本体を設置した所から、影になる面に投影しづらい、角度の関係で映像が歪んでしまう等の問題が出てくる場合は、台形補正機能のあるプロジェクターを使用しましょう。
プロジェクター本体と投影先を真っ直ぐつなぐ、直線的な投影だけでなく、斜めからの投影でも、画面が歪まないように調整する事が可能です。
カーテンを引く(遮光カーテン、スクリーンカーテン等)
遮光性の高いカーテンを引くのはもちろんですが、ロールスクリーンカーテンを利用するのも有効な方法です。遮光性を高めるだけでなく、スクリーンカーテン自体に映像を投影する事が可能です。
スクリーンカーテンは通常のカーテンよりシワが寄りにくいので、プロジェクター映像の投影に適しています。
ブラックスクリーンを使用する
プロジェクターの投影に使用されるスクリーン。スクリーン生地が白色のイメージが強いですが、黒色のブラックスクリーンもあります。
ブラックスクリーンの特徴は、周囲の照明光を吸収して、プロジェクターで投影した映像の再現に注力するように作られてる点です。
不要な照明の光を抑える事で、プロジェクター映像のコントラストが強くなるため、鮮明な画像が期待できるスクリーンです。
スクリーンによって、短焦点用、長焦点用と様々な種類があるので、使用するプロジェクターのレンズ種類に対応するスクリーンを選びましょう。
設置の仕方も、自立するタイプや天井や壁付近に取り付けるタイプなど、様々。
設置環境や視聴スタイルに合ったものを選びましょう。
関連記事:「プロジェクターのスクリーンの種類、使い方、代用品を解説」
https://www.aladdinx.jp/blogs/popin-owned/projector-screen
投影画面サイズを小さくする
投影画面のサイズが大きくなるほど、映像の輝度(明るさ)は低くなります。映像を映す範囲が広くなった分、光が拡散されるため、映像は薄く見えてしまいます。
光の拡散を抑えて、映像の明るさ(輝度)を向上させるには、画面のサイズを小さくする方法があります。
投影する光を絞る事により、映像の明るさが上がる期待が持てます。
例えると、スポットライトの明るさ。ピンポイントに当てられる光は、はっきりと濃く見えます。
プロジェクターの映像も、見たい明るさ・鮮やかさに近づくように、画面サイズの調整をしてみましょう。
映像の明るさ「ルーメン」数と部屋のサイズを考慮する
プロジェクターの明るさを表す数値「ルーメン」は、数値が大きければ大きいほど、明るく映像が投影できます。明るい場所での投影を考えるなら、このルーメンの数値が大きいものを使用しましょう。
プロジェクターを使用する場所の広さも、映像の明るさ、見え方に関係してきます。
広い場所で見るための画面は大きくなるので、その分、光が分散し、映像は薄く見える傾向があります。
会議室や講義室、ホールなどの広い場所で投影をしたい場合は、高いルーメン数が必要となります。
ルーメン数での映像の明るさは、各メーカーによって異なります。
例えば、同じ「3000ルーメン」表記のプロジェクターでも、メーカーが異なれば、その明るさも違ってきます。
使用する製品のホームページ等で、「使用環境ごとの推奨ルーメン数」などの情報を参照すると良いでしょう。
関連記事:
「プロジェクター|ルーメン、ANSIルーメンとは 違いや目安を解説」
https://www.aladdinx.jp/blogs/popin-owned/projector-lumen-ansilumen
Aladdin X2 Plus(アラジン エックス 2 プラス)は900ANSIルーメン、フルHD
照明一体型のプロジェクター「Aladdin X2 Plus(アラジン エックス 2 プラス)」では、様々な環境下で映像を楽しめる機能が搭載されています。900ANSIルーメン、フルHD画質で鮮明な大画面を楽しめる
映像の明るさを表す「ルーメン(lm)」は900ANSIルーメン※※アメリカ国家規格協会(The American National Standards Institute・ANSI)による世界共通のルーメン基準
映像の細やかさを表す「解像度」はフルHD対応で、鮮やかな画面を楽しめます。
暗い場所はもちろん、明るい場所でも見やすいバランスとなっています。
台形補正などの調整機能
フォーカスや台形補正は、リモコンを使用して行います。投影調整範囲
上下可動域:0~32度
台形補正:水平40度, 垂直40度
投影したい面に合うように、ぴったりとした画面サイズにフィットする事ができます。
周辺の明るさの状況や、間取りに柔軟に対応する事が可能です。
Aladdin Xシリーズ専用HDMIコネクターでより美しく鮮やかな映像を
専用の無線HDMIコネクター「Aladdin Connector 2」は、Wi-Fi経由でDVD/ブルーレイ機やゲーム機とも楽々接続できます。
新しく搭載された「シネマモード」は、転送する画質の向上に特化していて、より美しく鮮やかな映像を楽しめます。
参照:「Aladdin X専用 ワイヤレスHDMI Aladdin connector 2(アラジン コネクター ツー)」
https://www.aladdinx.jp/pages/aladdin-wireless-hdmi-2
投影する面をどこにするか、画面周囲の明るさを落とす等の使い方のコツを活かして、昼間でもプロジェクター生活を楽しみましょう。
関連記事:
「プロジェクター|ルーメン、ANSIルーメンとは 違いや目安を解説」
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「プロジェクターのスクリーンの種類、使い方、代用品を解説」
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「プロジェクターで無線・ワイヤレスHDMI接続|選び方、低遅延、4K」
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「一人暮らしにおすすめのプロジェクター・選び方のコツ5選|テレビ代わり、動画配信サービス、ゲームにも」
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