
アウトドアが楽しくなる季節、大画面で映像作品を映せたら、キャンプの夜やお庭でのBBQ等も最高に盛り上がります。
しかし、多くの家庭用プロジェクターは「屋内専用」です。
防水性能がないモデルを外で使うのは、実はかなりリスクがあります。
この記事では、大切なプロジェクターを水濡れや故障から守り、安全に屋外シアターを楽しむための「防水対策」を解説します。
晴れていても油断禁物!屋外利用で「防水対策」が必要な3つの理由

「今日は晴れ予報だから大丈夫」と、対策なしで外にプロジェクターを置くのは危険です。
野外には、空からの雨以外にも水分のリスクが潜んでいます。
ここでは、プロジェクターの防水対策が必要な理由を解説します。
夜露・結露の可能性
日が落ちて気温が下がると、空気中の水分が「夜露」となって降りてきます。
これがプロジェクターの内部に入り込むと、基板がショートして故障する原因に。
見た目は濡れていなくても、内部が湿っている状態になるため、注意が必要です。
地面からの湿気
芝生や土の上は、想像以上に湿度が高い場所です。
プロジェクターを低い位置に設置すると、地面から上がってくる湿気を吸い込んでしまいます。
山の天気は変わりやすい
キャンプ場などの自然豊かな場所では、予報に無い「霧雨」や「通り雨」が頻発します。
高価な機器を守るには、常に「もしも」を想定した準備が必要です。
関連記事:
「キャンプを楽しくするプロジェクター、選び方のポイント|アウトドア、テント内」
https://www.aladdinx.jp/blogs/popin-owned/camp-osusume-projector
身近なものでできる!具体的な防水・防塵テクニック

専用の防水・防塵カバーがあれば万全ですが、無い場合にプロジェクターをガードする工夫を解説します。
透明収納ボックスで「簡易屋根」
透明の収納プラスチックケースを立てかけ、簡易的な屋根にします。
ポイントは、プロジェクターに熱がこもらないように、排気口側のスペースを確保する事です。
故障の元となるので、排気口を塞いだり密閉状態になるガードは厳禁です。
傘・ミニタープの活用
傘やタープを活用して、プロジェクター専用の「屋根」を作ってあげましょう。
テントやキャンプ用のミニテーブルに小さなタープを張りるだけで、上からの雨や夜露を劇的に防げます。
また、傘をポールや三脚などに固定して屋根にする方法もあります。
ポイントは、タープや傘が落下してプロジェクターを傷付けないように、しっかりと固定する事です。
最強の対策は「使い終わったらすぐ回収」
プロジェクターでの投影が終わったら、そのまま放置せずに片付けましょう。
夜露が一番発生するのは、深夜から明け方にかけて。
見終わったら電源を抜き、本体の熱が冷めてからケースに入れ、車内やテント内へ撤収しましょう。
最も確実な故障防止策です。
見落としがちな「接続端子」と「ケーブル」の浸水防止策

本体を隠しても、ケーブルの接続部分から水が入っては意味がありません。
ここでは、ケーブル接続部分の防水対策を解説します。
コネクタカバーの装着
HDMI端子やUSBポートなど、使っていない穴はシリコン製のキャップで塞いでおきましょう。
本体内部への湿気の侵入防止になります。
防雨型延長コードの使用
家庭用のタップを外で使うのは厳禁です。
必ず「屋外用(防雨型)」の延長コードを使い、接続部が水に浸からないよう地面から浮かせて設置しましょう。
「水滴トラップ」を作る
ケーブルを伝って水が本体に流れ込まないよう、プロジェクターの手前でケーブルを少し「たわませて」おくのがコツになります。
万が一の場合でも、水滴が本体に届く前に下に落ちるようにする方法です。
【応急処置】もしプロジェクターが濡れてしまったら?

「しまった!」と思ったときの初動が、機器の寿命を左右します。
ここでは、プロジェクターが濡れてしまった際の応急処置を解説します。
※使用する機器の説明書やメーカーサイトの対処方法・注意書きを必ず確認下さい。
即座に電源オフ&プラグを抜く
通電したままだと内部で火花が散り、修復不能になります。
表面を優しく拭く
乾いた布で水分を吸い取ります。
この時、内部に水を押し込まないよう注意しましょう。
数日間、徹底的に自然乾燥
風通しの良い室内で乾かします。
ドライヤーの熱風を当てる等の無理な乾燥はやめましょう。
パーツを歪ませる可能性があるためNGです。
完全に乾くまで電源を入れない
最低でも3日間は電源を入れずに、本体内部を完全に乾燥させましょう。
プロジェクターの防水・よくある質問

ここでは、プロジェクターの防水に関してよくある質問を解説します。
Q.ビニール袋を被せて使ってもいい?
A.
絶対にNGです!
プロジェクターは稼働中に熱を発します。
ビニールで覆うと排熱ができず、数十分で熱暴走を起こし、最悪の場合は
- 火災
- 内部パーツの溶損
等を招きます。
排熱口を塞がないように注意しましょう。
Q.防水スプレーを本体にかけても大丈夫?
A.
防水スプレーを本体にかけるのはお薦めしません。
- レンズのコーティングを傷める可能性
- 吸気口から細かい粒子が中に入り込んで故障の原因になる可能性
などから、防水スプレーの使用は控えた方が良いでしょう。
お風呂でプロジェクターを使って大丈夫?
お風呂でプロジェクターを使いたい場合は、必ず「防水・防滴」対応の製品を使用しましょう。
また、浴室でケーブル接続も危険なため、バッテリー内蔵のモバイルプロジェクターが良いでしょう。
防水・防滴には「IPX」という防水性能の指標があります。
IPX等級の明示がある製品で、推奨する使用範囲を守って楽しみましょう。
| 等級 | 保護内容 |
|---|---|
| 0級 | 特に防水保護無し |
| 1級 | 防滴Ⅰ型 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響が無い |
| 2級 | 防滴Ⅱ型 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響が無い |
| 3級 | 防雨型 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響が無い |
| 4級 | 防沫型 あらゆる方向からの飛沫による有害な影響が無い |
| 5級 | 防噴流型 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響が無い |
| 6級 | 耐水型 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響が無い |
| 7級 | 防浸型 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水する事が無い |
| 8級 | 水中型 継続的に水没しても内部に浸水する事が無い※ |
※0級~7級は試験条件の定めあり。8級はメーカー独自規格
出典:
wikipedia「電気機械器具の外郭による保護等級」
使用するプロジェクターの取扱い説明書やメーカーホームページ等を必ず確認し、適切な防水対策やメンテナンスを行いましょう。
Aladdin Poca(アラジン ポカ)|専用の防塵・防水ケースでしっかりガード
バッテリー内蔵のモバイルプロジェクター「Aladdin Poca(アラジン ポカ)」は、
- リビング
- 寝室
- アウトドア
等、幅広いシーンで活躍します。
Aladdin Pocaの防水対策は、専用ポータブルキットで可能になります。
IP5X防塵ファスナーと防水加工の外装を採用したケースで、本体を水滴から守ります。
Aladdin Poca(アラジン ポカ)のより詳しい解説やレビューが読める!→
https://www.aladdinx.jp/pages/aladdin-poca
屋外でのプロジェクター利用は、少しの工夫で安全に、そして最高に楽しい時間へと変わります。
お気に入りのプロジェクターをしっかり守り、星空の下のシアターを楽しみましょう!




