【後悔しない】新築、賃貸で壁掛けテレビのデメリット|費用や設置工事について

2024.02.21

家でも大型液晶テレビでドラマや映画、ライブ映像などを楽しむ方が増えている現在。
テレビのスリム化、軽量化も進んでいますが、実は「設置するために必要なスペース」は、厚みのあるブラウン管テレビ時代とそんなに変わらないという話があります。

確かにテレビ台を置いてテレビを設置してブルーレイデッキやアンプ、ゲーム機なども置いて…とセッティングしているとスペースはかなり取られます。

この記事では、壁掛けテレビで限られたスペースをすっきりおしゃれに、有効に使うためのポイントの解説や、反対に「壁掛けテレビにしたけどやめた」という状況を避けるために、デメリット面の解説もします。様々な角度から、検討材料にされてください。

買う前に知っておきたい壁掛けテレビのデメリット

壁掛けテレビには、以下の5つのデメリットがあります。
  1.  1度設置したらテレビの位置を簡単に変えられない
  2. 配線計画をしっかり立てる必要がある
  3. ブルーレイ、DVDプレーヤーなどの収納場所がない
  4. テレビを買い替えたら再設置が大変
  5. 賃貸で導入しづらい
スリム化が進んでも、やはりテレビは大型で重量のあるもの。
壁に掛けるとなれば、設置する条件もまた増えてきます。
設置後の使用イメージを持って検討していきましょう。

 

一部では、時代遅れとも言われている壁掛けテレビ。
壁掛けテレビにしたけどやめた、という事態を避けるためにも、デメリットも把握し、ご自分の環境に合うかどうかの検討材料にしましょう。

1度設置したらテレビの位置を簡単に変えられない

壁掛けテレビは専用の金具を壁に取り付け、その金具に設置します。
掛けるテレビの大きさにより必要な金具の耐荷重も上がっていきます。
金具を取り付ける壁自体に補強が無いとテレビの落下、壁や床などの家自体の破損につながるので設置場所は最も重要なポイントとなります。 画像出典:https://kabekaketv-shop.com/ かなりの設置計画が必要なので、1度テレビの設置場所が決まると「ちょっと気分転換に部屋の模様替えでもしよう」と気軽にインテリアを移動する事が難しくなってきます。

配線計画をしっかり立てる必要がある

壁掛けテレビにする際、テレビ本体やブルーレイデッキ等の配線を隠すために壁に穴を開け配線、収納する必要があります。
これをきちんとやっておかないとケーブルが丸見えなんて事に また、壁にケーブルの穴やコンセント設置、増設などをする際も高さに注意する必要があります。
テレビ本体の位置との兼ね合いを考慮しておかないと、これもまたテレビわきからケーブルが見えてしまう原因となってしまいます。

ブルーレイ、DVDプレーヤーなどの収納場所がない

置き型テレビであればテレビ台などの上に設置する事が大半なので、周辺機器であるブルーレイデッキやゲーム機もすっきり収納する事が可能です。

テレビを壁に掛けると収納場所を別に確保しなくてはならないので、結局近くに棚を設置したりテレビ上部や下部などの壁面にシェルフを取り付けたりするケースが多く見られます。

壁面に収納場所を取り付けた場合も壁の耐久性の問題が出るのできちんと設置計画を立てないといけません。

テレビを買い替えたら再設置が大変

壁掛けテレビは、配線を壁内に収めたりモール(ケーブルを隠すカバー)で覆ったりする必要があるので、買い替えた場合はそのつなぎ直しの作業が必要になります。
ただ単にテレビとケーブルを繋いで終了ではない所がポイントです。

また、テレビのみでなく、ブルーレイデッキなどの周辺機器の買い替え時にも、この再配線が必要となります。

賃貸で導入しづらい

壁掛けテレビは、他の項でも述べた通り配線や専用金具の兼ね合いで壁に穴を開けたり、そもそもの壁内の補強が必要であったりと、設置完了までのハードルがなかなか高いです。

住まいが賃貸の場合は、退去時に原状回復の義務があるので、壁に穴を開けたり金具を取り付けたりする事は禁止されている事が多い傾向にあります。

最近では、ホッチキスで取り付けられ、退去時は補修がしやすいタイプの壁掛け金具も開発・販売されています。
しかし、きちんと状態回復できるかどうかの保証はありませんし、退去時の状態を見て問題有りか無しかの判断は、担当する管理会社によるので、とても不確定なものです。

費用相場

壁掛けテレビにかかる費用は、壁にかけるテレビの大きさ(インチ数)、設置する壁の種類(補強有りの壁、コンクリート、補強の必要な壁)により変動していきます。

工事費 設置費用は、約3万円~8.5万円が相場

上記は工事費のみの相場なので、そこにプラスでテレビ代金、テレビのインチ数に合わせた取り付け金具代なども加算されます

その他よく見られる費用

  • 配線を見えなくする処理の代金
  • モール(配線をしまうカバー)代金
    ※大抵1メートルいくら等設定有り
  • 各種ケーブル作成(電源コンセントの移設増設、アンテナなど)代金

壁掛けテレビ周辺の代金

  • シェルフ取り付け
  • サウンド周りのアイテム取り付け(サウンドバー、スピーカー等)
ブルーレイデッキや、ゲーム機などを置いたりするためのシェルフをテレビ下に取り付ける方も多く見られます。
その際は、シェルフ代金や取り付け工事費が発生します。

壁掛けテレビよくある質問

ここでは、壁掛けテレビでよくある質問を解説します。

地震が来ても比較的安全でも経年劣化などには注意

壁掛けテレビは、地震が来ても大丈夫か?という質問をよく耳にします。
壁掛けテレビは、しっかりと壁に金具で固定するので比較的安全とは言われています。

ですが、経年劣化なども考慮しなくてはいけないので、取り付けた壁面の耐久性などを考えると、耐震性に「絶対安全」というのは言い切る事は難しいものです。
金具のゆるみのチェックなど、定期的に確認をしておきましょう。

また、20~30kgはあるテレビですから、万が一倒れる、外れる事があった場合でも安全なように、テレビ周辺はシンプルな環境にしておく事をおすすめします。

壁掛けテレビの形は、どんなものでも大丈夫ではない

壁掛けに向かないタイプのテレビもあるので(特に海外製品)、壁掛けにする予定があるのであれば、適した製品であるかどうかを確認して購入する必要があります。

壁掛け金具は正規品もしくは壁掛け金具専門メーカーのものを

壁掛けOKなテレビであっても、本体購入時に取り付け金具まで付属しているものはほとんどありません。
テレビの大きさ(インチ数)、重量に応じた金具を準備、施工する必要があります。

壁掛け金具専門のメーカーもあるので、そういった専門店、精通したスタッフのいる販売店で、手持ちのテレビと取り付ける環境に適している金具を相談しながら選ぶのが安心です。

よく購入される50インチのテレビは、平均的な重さが30kg近くあります。
かなりの重量を支えるに足る金具が必要なので、安さのみで選ぶのは避けましょう。

テレビを壁掛けした後に、テレビを買い替えても大丈夫

壁掛けテレビも、買い替えてはもちろん大丈夫です。
買い替える際に、すでに取り付けてある金具に合うサイズ(インチ数、重さ)の製品を選んで購入する必要があります。
デザインや機能、価格が気に入ったものであっても、取付けに適さない場合は選択肢から外さなくてはいけない事も。

壁掛けテレビは姿勢・高さによっては疲れる|疲れない高さは目線より下

壁掛けテレビで疲れにくいおすすめの高さは、「目線より10度から15度ほど下」に画面が来る高さです。

 

目線より画面が高い、もしくは平行でも、長時間テレビ画面を見ていると、首に負担がかかります。 リラックスしてテレビを見る位置に座った際、自然と傾く首の角度が大体10~15度となるので、この「目線の少し下の位置」を目安とすると良いでしょう。

テレビ、壁掛け以外での壁寄せおすすめ方法

中々思い立ったらすぐにとはいかない壁掛けテレビ。ではそれ以外ではどんな方法があるか見てみましょう。

壁寄せテレビスタンドを利用する

テレビ台よりスペースを取らずに、名前の通り壁にテレビを寄せて使える壁寄せテレビスタンドがあります。

移動もさせやすいので、模様替えなどの自由度も高いのが特徴的です。
壁の補強や耐久度などを気にする必要もないので、賃貸のお部屋でも人気です。

壁寄せテレビスタンドのデメリットとしては、配線が目立ちやすい、収納力が少ない等があげられます。
意外と安定性があるので、多少の揺れでは大丈夫なのですが、いつ何時大地震があるか分からない日本では、テレビスタンドの耐震対策はきちんとしておく事をおすすめします。

照明一体型プロジェクターを導入する

プロジェクターというと「大型」「取付けが大変」「広い空間が必要」「テレビや動画配信、ゲームはできない」などのイメージがありますが、実は場所も取らず欲しい機能は全部入っている「照明一体型プロジェクター・Aladdin X2 Plus(アラジン エックス 2 プラス)」という電化製品があります。

これならシーリングライトの取付け金具に付けて設置が完了するので工事の必要も無く、DIYの経験も手間も不要です。
テレビスタンドのように地震対策をする必要もありません。 取付けの簡単さ、省スペース、安全性などから照明一体型プロジェクターを選択する人も増えています。 Aladdin X2 Plus(アラジン エックス 2 プラス)本体に搭載されているアプリ「テレビ」を自宅のレコーダーか推奨テレビチューナーとネット接続する事で、地デジテレビ番組や手持ちのレコーダー内の録画番組を投影することができます。 「テレビは床や壁にあるもの」という、これまでのパターンからの発想の転換ができ、より快適な空間と映像体験を手に入れる事ができます。

超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca(アラジン マルカ)」なら壁寄せが得意

卓上型の超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca(アラジン マルカ)」は、壁から24cmで100インチの大画面が楽しめます。
投影距離が短くて済むため、設置場所の自由度が高いのがポイント。
壁掛けが難しい場所でも、置き場に困らず大画面で映像を見る事ができます。
  • チューナー接続でテレビも視聴可能
  • 人気の動画配信サービスも公式対応
  • アラジンオリジナルの、話題のスイカゲームも搭載
Aladdin Marca(アラジン マルカ)で、リビングの映像生活の幅が広がります。

さらに進化したAladdin X2 Plus(アラジン エックス ツー プラス)

世界初の照明一体型3in1プロジェクターAladdin X2 Plus(アラジン エックス ツー プラス)で、おうちを魔法の暮らし空間に。多彩なコンテンツで、みんな、あつまる、ひとつになる。

Aladdin Marca(アラジン マルカ)は壁から24センチで100インチの大画面を実現しました

超短焦点プロジェクターAladdin Marca(アラジン マルカ)は、壁からわずか24センチで100インチの大画面を実現。スタイリッシュなデザインで、リビングのインテリアに自然に溶け込みます。