ミニマリストがなぜpopIn Aladdinに惹かれたのか
記者:まずは物を持たないミニマリストが、どうしてpopIn Aladdinを購入したのか、その理由について教えてください。
しぶさん:ミニマリストと言うと、何も所有しない人だと思う人がいますが、そうではありません。所有物を必要最小限にして、その代わり持つ物の1つひとつを厳選することで生活や時間にゆとりを作っています。
私は動画の視聴が好きで、以前はPCやスマホで観ていました。ただ画面はやはり大きくしたい。でも、テレビは観ないときの空間的な無駄が大きいので使いたくありません。プロジェクターは以前使いましたが、視聴のたびにケーブル配線やピント合わせするのが非効率に感じて結局手放しました。
popIn Aladdinはミニマリストにとって理想に近い非常に効率の良い視聴デバイスです。出しっぱなしにできて邪魔にならず、狭い部屋でも快適に使えます。

popIn Aladdinは所有感を満たしながら存在感を主張しないミニマリスト向けの家電

記者:導入した切っ掛けについて教えてください。どのようにして知って、どのタイミングで導入しましたか。
しぶさん:クラウドファンディングに登場したときから注目していました。私はガジェット系のニュースサイトを見るのが日課で、そこで見かけてすぐに興味を持ちました。
popIn Aladdinのような所有感を満たしながら存在感を主張しない家電は、ミニマリストの間でもよく話題になります。こういう家電は今後流行ると思います。
購入タイミングは、結構早いほうでした。自分の部屋に設置できるかどうかと、明るさなどのスペックだけ確認して、値段の安い先行予約の内にと考えてすぐに予約しました。
取り付けで迷うことはなく、5分くらいで設置できました。クイックスタートガイドも最初に見ただけで簡単に使えるようになりました。
高音質なBluetoothスピーカーとしても魅力的
記者:普段、どのようなコンテンツを利用していますか?
しぶさん:YouTubeです。NetflixやAmazon プライム・ビデオも利用します。アニメを観ることが多くて、一度に観るのは30分から1時間程度です。私の部屋にはカーテンがありませんが、天気が良くて外光が挿し込むときも綺麗に映ります。
あとはスマホに入れている音楽を聴くときに、Bluetoothスピーカーとして使っています。音質も良く、何よりスピーカーの設置場所を取らないのが良いです。
照明は調光も調色も結構使います。映像を見るときは暗くすることもあります。明るさの段階はもう少し細かく調整できたら嬉しいです。

台形補正を利用して、壁に対して斜めに投影

記者:利用するうえで工夫しているところはありますか?
しぶさん:最初は逆の壁に投影していましたが、しばらくして現在の位置に変えました。レンズの向きを少し左にずらして、正面ではなく斜めから投影しているのです。色々試して台形補正を利用すれば、斜めでも真正面から映しているのと同じように長方形に表示できると気が付きました。
壁とpopIn Aladdinの距離が近いので、画面サイズは40インチ程度です。投影位置が高くなるのがやや気になっています。室内に椅子やベッドがなく、床に座って観ていると、映画館の最前列のように見上げることになるのです。ただ、私は元々立って過ごすことが多いので、気が付くと動画も立ったまま観ていることがあります。慣れると案外気にならないですよ(笑)
ミニマリスト的には今より狭い部屋に住みたい人にもオススメ
記者:友達が遊びに来たり、ブログなどでpopIn Aladdinを紹介したりした際は、どんな反応が多いですか?
しぶさん:遊びに来た友達は、みんなめっちゃ感動しますね。未来感があってワクワクしますから。「お金に余裕があったら欲しい」と言う人もいます。
ブログやYouTubeの反応を見ていると、意外と主婦が買っているようです。子どもが居る人が多いですね。テレビのように不用意に触って倒れたり、壊れたりする心配がありませんし、ケーブルがないのも魅力に捉えていると思います。あとはインテリアをすっきりさせたい人や、今より狭い部屋に住みたい人にもオススメしたいですね。
地震などの揺れで落ちてこないのかと質問されました。多少引っ張ったくらいではビクともしなかったので大丈夫だと思いますと答えました。
(取材/撮影:ライトアンドノート 諸山泰三)
